鉄人イディオム知識の重要を説く
鉄人です。高3生に入って志学の門をたたかれた諸君は知識面での不安があります。
確かにそれまで高校に通っており、英文法、英語語法、イディオム、慣用表現の英語の知識は学校で学習してきたはずなのですが、定期テスト用の輪切りの学習を続けて来た結果、英語の知識全体の定着度は非常に低いのです。
そのため、1学期の内に「ひたすら英文法」で高校英文法をもう一度学習し直す必要があります。
北区、荒川の学習塾、志学ゼミ鉄人こと水谷です。
田端で30年の実績を持つ学習塾
志学ゼミの[[合格実績 http://shigakuzemi.info/results/index.html]]、[[成績UP実績 https://shigakuzemit.seesaa.net/article/201505article_18.html]]はこちらをご覧ください。
英語の知識問題として大学入試に頻出するのは、英文法に次いでイディオムです。イディオムとは、英語で慣用的に使われる、いわゆる熟語ですが、時間のない受験生はややもすると英単語力の増強ばかりに目が行き、熟語は単語から類推出来るのではないかという誤った認識を持ちがちです。実際は、熟語はそれを構成する一つ一つの単語を知っていても意味が分かるような代物ではありません。
一つのセットフレーズとして、独特な意味を持つ場合がほとんどです。例えば、look for X は look「見る」とfor「~のために/~を求めて」をバラバラに覚えていても、look for X で「Xを探す」という意味であることを見抜くのは至難の技でしょう。また、同じ look を使っていても look into X なら、「Xを調べる」、look after X なら、「Xの面倒をみる」という意味になります。そのため、イディオムは単語とは別に独立させて、暗記する必要があります。
そこで、イディオムの知識の定着に本格的に乗り出しました。もちろん、イディオムの重要性は受験生諸君には口を酸っぱくして説明して来たつもりです。
しかも、3月から毎回の授業で、英単語、英熟語の確認テストとその解説を行なってまいります。イディオムの理解度は今だ不十分なのが現状です。主要因は、学校での輪切りの学習に慣れているせいで、「その場その場で覚えた知識を次の授業では忘れているのではないか?」と思われます。
また、「イディオムの覚え方が分かっていないのではないか」とも考えられます。いずれにせよ、イディオムは英語の知識の中でも重要な位置を占めますので、その場かぎりの知識ではなく、センター試験の実施される1月、私大、国立大入試の実施される2月、3月まで記憶に残しておく必要があります。
「速読英熟語」(Z会出版)とは別に、英頻(赤)(マーチレベルの英語文法、語法、慣用表現、イディオムを集めた問題集)を導入しています。英頻(赤)の第2章「イディオム編」の2ページ(約40問)ずつを毎回宿題として覚えて来てもらい、授業では各自に当てて理解度を確認した後、もう一度、その場で問題を解いてもらう「くりかえし学習」の形式で進めています。例えば、授業風景のひとコマは以下のような感じです。
私:take off の意味は何だったかな?
A君:「脱ぐ」ですよね。
私:「脱ぐ」なら「目的語(X)」が必要だから、take X off「Xを脱ぐ」のようになるはずだ。
A君:そうか、えーとなんだろう?
私:じゃ、I君。
I君:(飛行機等が)「離陸する」です。
私:その通り。じゃ、それを別の表現で言い換えてごらん。
I君:ええっ、えーと、えーと。
私:誰か、分かる人?(見回して、誰も反応しないのを確認する)そーか、分からないか。じゃ、覚えておこうね(白板に書き出す)leave the ground「地面を離れる」。「離陸する」とは「地面を離れること」と同じだろう。
I君:そーかー。
私:じゃ、「離陸する」の反対の意味の「着陸する」は?Oさん。
Oさん:えー、別の熟語で言い換えるんですか?
私:いや、単語でいいよ。
Oさん:landですか?
私:その通り。よく覚えていたね。これは、何回か速単や速熟でやったからね。
「速読英熟語」の授業では、各自に毎回のレッスンの確認テストを配って自力で解いてもらい、その後で解説を加えながら白板に解答を書いて行き、それを写して覚え直してもらってから、もう一度同じ範囲をやり直させる形式をとって来ました。
「各自に当てて、理解度を確認してから」のプロセスを導入しています。各自にまかせて、ただモクモクと問題をやらせるよりは、塾生に発言させることで、教師からのフィードバックが出来る点が3月からの授業よりも改善した気がします。
また、英頻(赤)に出てくるイディオムは速読英熟語で一度学習したものも多々ありますので、確認の意味で記憶に焼き付けるのに役立つはずです。さらに、英頻(赤)のイディオム編は9セクションありますので、各セクション毎に「通し」の確認テストも行なって行くつもりです。
イディオムの知識は、日東駒専レベル(あるいはそれ以下)の私立大学で頻出します。もちろん、マーチ以上の大学でも頻出しますが、偏差値60以上の大学ではイディオムの知識は「知っていて当たり前」として、長文問題の中で出題される場合が多いため、読解力も重ねて必要になります。秋の早い段階で、「イディオムなら大丈夫」という自身をつけて行ってもらいたいと思っています。
田端で30年の実績を持つ学習塾 志学ゼミ
・[[小学生クラス http://shigakuzemi.info/primary/index.html]]、[[中学生クラス http://shigakuzemi.info/junior/index.html]]、[[高校生クラス http://shigakuzemi.info/senior/index.html]]のご紹介
・[[教室長からのメッセージ http://shigakuzemi.info/greeting/message01.html]]はこちらからご覧ください。
・[[無料体験の受付 http://shigakuzemi.info/free-trial/index.html]]はこちらから。
・[[保護者の皆様からの声 http://shigakuzemi.info/voice-guardian/index.html]]もご紹介しています。
志学ゼミ
教室長:阿部泰志
東京都北区東田端1丁目12-3 稲垣ビル2F~4F
電話:03-3894-0568(代表)
HP:http://shigakuzemi.info/index.html
お気軽にお問合せ下さい(受付時間帯:10時~23時)
確かにそれまで高校に通っており、英文法、英語語法、イディオム、慣用表現の英語の知識は学校で学習してきたはずなのですが、定期テスト用の輪切りの学習を続けて来た結果、英語の知識全体の定着度は非常に低いのです。
そのため、1学期の内に「ひたすら英文法」で高校英文法をもう一度学習し直す必要があります。
北区、荒川の学習塾、志学ゼミ鉄人こと水谷です。
田端で30年の実績を持つ学習塾
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英語の知識問題として大学入試に頻出するのは、英文法に次いでイディオムです。イディオムとは、英語で慣用的に使われる、いわゆる熟語ですが、時間のない受験生はややもすると英単語力の増強ばかりに目が行き、熟語は単語から類推出来るのではないかという誤った認識を持ちがちです。実際は、熟語はそれを構成する一つ一つの単語を知っていても意味が分かるような代物ではありません。
一つのセットフレーズとして、独特な意味を持つ場合がほとんどです。例えば、look for X は look「見る」とfor「~のために/~を求めて」をバラバラに覚えていても、look for X で「Xを探す」という意味であることを見抜くのは至難の技でしょう。また、同じ look を使っていても look into X なら、「Xを調べる」、look after X なら、「Xの面倒をみる」という意味になります。そのため、イディオムは単語とは別に独立させて、暗記する必要があります。
そこで、イディオムの知識の定着に本格的に乗り出しました。もちろん、イディオムの重要性は受験生諸君には口を酸っぱくして説明して来たつもりです。
しかも、3月から毎回の授業で、英単語、英熟語の確認テストとその解説を行なってまいります。イディオムの理解度は今だ不十分なのが現状です。主要因は、学校での輪切りの学習に慣れているせいで、「その場その場で覚えた知識を次の授業では忘れているのではないか?」と思われます。
また、「イディオムの覚え方が分かっていないのではないか」とも考えられます。いずれにせよ、イディオムは英語の知識の中でも重要な位置を占めますので、その場かぎりの知識ではなく、センター試験の実施される1月、私大、国立大入試の実施される2月、3月まで記憶に残しておく必要があります。
「速読英熟語」(Z会出版)とは別に、英頻(赤)(マーチレベルの英語文法、語法、慣用表現、イディオムを集めた問題集)を導入しています。英頻(赤)の第2章「イディオム編」の2ページ(約40問)ずつを毎回宿題として覚えて来てもらい、授業では各自に当てて理解度を確認した後、もう一度、その場で問題を解いてもらう「くりかえし学習」の形式で進めています。例えば、授業風景のひとコマは以下のような感じです。
私:take off の意味は何だったかな?
A君:「脱ぐ」ですよね。
私:「脱ぐ」なら「目的語(X)」が必要だから、take X off「Xを脱ぐ」のようになるはずだ。
A君:そうか、えーとなんだろう?
私:じゃ、I君。
I君:(飛行機等が)「離陸する」です。
私:その通り。じゃ、それを別の表現で言い換えてごらん。
I君:ええっ、えーと、えーと。
私:誰か、分かる人?(見回して、誰も反応しないのを確認する)そーか、分からないか。じゃ、覚えておこうね(白板に書き出す)leave the ground「地面を離れる」。「離陸する」とは「地面を離れること」と同じだろう。
I君:そーかー。
私:じゃ、「離陸する」の反対の意味の「着陸する」は?Oさん。
Oさん:えー、別の熟語で言い換えるんですか?
私:いや、単語でいいよ。
Oさん:landですか?
私:その通り。よく覚えていたね。これは、何回か速単や速熟でやったからね。
「速読英熟語」の授業では、各自に毎回のレッスンの確認テストを配って自力で解いてもらい、その後で解説を加えながら白板に解答を書いて行き、それを写して覚え直してもらってから、もう一度同じ範囲をやり直させる形式をとって来ました。
「各自に当てて、理解度を確認してから」のプロセスを導入しています。各自にまかせて、ただモクモクと問題をやらせるよりは、塾生に発言させることで、教師からのフィードバックが出来る点が3月からの授業よりも改善した気がします。
また、英頻(赤)に出てくるイディオムは速読英熟語で一度学習したものも多々ありますので、確認の意味で記憶に焼き付けるのに役立つはずです。さらに、英頻(赤)のイディオム編は9セクションありますので、各セクション毎に「通し」の確認テストも行なって行くつもりです。
イディオムの知識は、日東駒専レベル(あるいはそれ以下)の私立大学で頻出します。もちろん、マーチ以上の大学でも頻出しますが、偏差値60以上の大学ではイディオムの知識は「知っていて当たり前」として、長文問題の中で出題される場合が多いため、読解力も重ねて必要になります。秋の早い段階で、「イディオムなら大丈夫」という自身をつけて行ってもらいたいと思っています。
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