私大ツアー Part3

様々な私立大学の出題傾向を知っておくことは、後々に受ける大学を決める上で重要な経験となるでしょう。

ですから、現在進めている「私大ツァー」は、この出題傾向を早めに知っておくための授業なのです。夏期講習~8月の授業ではGマーチレベルを扱う予定です。最近中央大学の解答、開設を行った際に以下のようなやりとりがありました。

鉄人:中央大学(法学部)の問題をやってみた感想は?
R君:記述が多いのでビックリしました。Gマーチレベルの一般受験用の試験は、こんなに記述が多いんですか?しかも、文法、語法問題も滅茶苦茶に難しいんですけど。

鉄人:いや、中央大学ほどではないよ。むしろ、選択型がほとんどだ。文系は長文が多く、理系は文法問題が多い。
W君:理系は長文が少ないと聞いて、ちょっとホッとしました。

鉄人:でも文法、語法の問題が多いから、「英頻」をキチンと通す必要がある。
W君:そっかー。

鉄人:明治大学や立教大学の文系は長文の量は多いが内容が中央大ほど難解ではないから、80%ほどの高得点を要求される。
Iさん:じゃ、中央大は合格するための得点率が、低いのですか?

鉄人:低いと言っても、60%ほどは必要だよ。いずれにせよ、これからも中央大以外のGマーチレベルの問題を解かせてあげるから、今の自分達の実力をわきまえるように。
皆:分かりました。

もちろん、どの私大を受けるかは最終的には受験生自身が決めることです。ただ、受ける大学を決める際に「自分が将来やりたいことに結びついているか?」、「偏差値や合否評定的に受かりそうか?」以外にも「その大学の出題傾向は自分に向いているか?」を知っていれば、安心して対策学習が出来ます。そういった意味で、現在進めている「私大ツァー」を通して、自分に最適の私大を決めていって欲しいと思っています。

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