コーチング研修が行われました

DSCN8117.JPG本日は保護者様をお招きしてのコーチング研修が行われました。

二十年以上研修を受けていますが、毎回新しい学びがあります。

「人は変わらない」「自分が変わらなければ何も変わらない」
人を責めても何ら解決はしないのです。自己紹介の後に、辻本理事長が言われた言葉です。

行動を指摘してもよいが有様を指摘してはならない。子供が悪い事をしたその行動を指摘してもよい。例えば「嘘をついてはいけない」と言ってもいいですが、「あんたはずるがしこいね」とか言ってはならないのです。

「内的なエネルギーをいかに導き出すか」これがコーチングの柱です。相手が望むところまで伴走をしていきます。「こうしたらいい」「ああしたらいい」ではなく「どうしたいのか」を本人に聞くこと。「人は違う」と言うのが前提です。

北区、荒川区の学習塾,志学ゼミ塾長の阿部です

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「コーチング」の対局は「テーチングです」【教えること】これも大切なことです。
最終判断は相手に振る、任せることが肝心です。
「お母さんに言われたからやる」という場合があります。これはテーチングです。「次にどうしたいのか」を聞いてあげることがコーチングです。

お母さんはお子さんに対して思い入れが強い。「なんで分からないの?」がでます。ところが他人の子どもだったらどうでしょうか。そうはいかないのです。子供は悩む、考える、決める、実行する等があります。それを親が介入するのは早く解決したいと思うからです。

コーチングの基本は「聞くこと」です。「聴き上手」の人のもとに人が集まります。
「傾聴」をしてもらって心地よさを覚えた方は傾聴の気持ち良さが分かります。
「子供が犬がこわい」と言ったとします。親は「犬は怖くない」といいます。親はその言葉に反応してしまうことがあります。子供の感情に沿って聞くとは「犬がこわいんだね」となるのが話しを聞くということです。聴くということは相手の怖いという言葉に沿うことから始まるのです。そして黙って聞いて欲しいのです。
あなた5時に帰ってくると言ったのに7時に帰ってきた。あなたメッセージは「5時に帰って来ると言ったのに」、しかし私メッセージは「お母さんは心配になった」と気持ちを入れるのです。

 人は相手に興味をもたないくせに自分に興味を持ってほしいと思うものです。ですから相手に意見をするのではなく話を聞くことです。この問題を自分で解決したいと思わないことです。
「沈黙」は相手が考えている時間です。待ちましょう。
そして話が出てくると「そして、それから」と話を続けられるようにしましょう。そのためにも○○ちゃんタイムをつくり話を聞く時間を意識して作りましょう、その際に心配になる言葉が出てきます。その時に言わずに次の日に言いましょう。○○ちゃんタイムは暗安心して話を聞いてくれる時間です。Yes,and で話を続けることです。そうすると親子の関係性が強くなります。
例えば
朝ごはんを作ったのに食べて食えませんでした
答え方の聴き方が変わると答え方を見ていきます。
①「起こすのが遅かったんじゃあないですか」「起こし方が悪いのではなかったのですか」
②「せっかく作ったのに残念でしたね」

子どもが「別に」「普通」という言葉が出た時は話に興味がない、嫌っている場合が多いと言われます。

さあ、二人1組になって実践です。聴く練習です。意見を言わずにうなずいて聞いて下さい。

午後からはコーチング実践上の大切な知識の講義が行われました。
自分自身の内的エネルギーを見つけて具体化することがテーマになってきます。

「5年後にどうしたいのか、どうなっていたいのか」を辻本先生のコーチングが行われました。その後、みなさんにもコーチングにチャレンジして頂きました。

ここで質問が出ました。
Q:学校の三者面談で先生が「どうしたらいい」という言葉に対して忘れていたため「自分でこういう風にやると言ったよね」と話しましたが・・・

A:「刻むことです」確認作業を繰り返すことです。
また「魅力的な目標」があるとやるのですがそうでないと「もういいか」となりがちです。

Q:その目標が見つからないのです。ですからその場しのぎで話をしているような気がするのです。

A:そこまで知恵があるのです。成長しているのです。「いつまでにやるのか」を決めることです。大学生になっても家庭教師を付けた人もいます。いつまで子育てをするかに繋がります、その後、自分育てが始まります。大学受験は自分で考えてやると思っていた高校生の子どもですが何も考えていないような気がするのでつい言ってしまうのです。アンケートによると「程よく関わって欲しい」というものでした。高3の子は将来何をやりたいのかが見えていないのです。そんな調子ですから「これをみてごらん」と関わってしまうのです。一人になってどう感じているのかが分からないのです。

Q:話を聞くことは分かりますが、話をしてくれない、話を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか、話を待っているだけで相手が話をしてくれるのでしょうか?

A:これまでとどう違うのか、原因は自分にあるという考えを持つしかありません。自分が変わらなければ相手からは変わりません。聴くということを意識していきましょう。相手が問題を持っている場合は受け止めることが大切です。
親が子離れをいかにしていくか、子供がいかに親離れをするかが大切です。子育てをしながら自分育てをしていく必要があります。子供の人生は子どものものですから、子供に考えてもらうしかありません。

感想(一部です)
〇子供の悩みや問題に対して無理やり納得させていたことに気が付きました。どう行動するのかは本人次第だという話が参考になりました。

〇傾聴することの大切さを普段の会話の中で行かせたらと感じました。

〇○○ちゃんtimeを実行したいと思いました。

〇自分の内的エネルギーをについて考えました。

〇相手を変えるのではなく自分が変わらないというお話が印象に残りました。

〇子供の話をたくさん聞いていただきありがとうございました。

〇私メッセージで伝えることの難しさ、相手を非難せずに気持ちを伝えることを学びました。

〇私メッセージ、内的エネルギー、外的コントロールの話が印象に残りました。

〇自分目線で相手に伝えていたことに気が付きました。

〇プラスの私メッセージをどんどん発信することでマイナスの私メッセージも生きて来る、信頼が出来ると思いました。


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