東京北区 教えて鉄人 志学ゼミ onは~の上という意味だけですか? 東京北区 教えて鉄人 志学ゼミ onは~の上という意味でしょ?

DSCN7586.JPGon という前置詞はほとんどの塾生が「~の上」という意味で覚えていますが、実は必ずしもそうではないのです。例えば、「ハエが天井に止まっている」を英訳すると、A fly is on the ceiling. のように、位置関係を on という前置詞を使って表現します。

しかし、onイコール「~の上」と覚えている人は「ハエが天井に止まっている場合、ハエは天井の下にいるのではないか?なぜ、onを使うんだろう?」と不思議に思わないでしょうか?

on の本当の意味は「~に接触している」という意味なのです。地球にある物体には重力が働きますので、どんな物体でも何かの上に存在することになります。しかし、「ある物体XがYの上にある」は「XがYに接触している」とも言い換えられるわけです。

ですから、二つの物体の位置関係が、「XはYの上にある」場合、X is on Y.と表現されるのです。もちろん、ハエが天井に止まっている場合でも両者は接触していますから、位置関係を表すには、on という前置詞が使われます。

高校時代には、私も「前置詞は暗記さえすれば良い」と考えていましたし、英語の教科書や参考書でも一つ一つの前置詞の詳しい説明は無く、意味と一対一で羅列されているだけでした。

もちろん、onは「~の上に」という意味だと覚えていて、A fly is on the ceiling.「ハエが天井に止まっている」で使われる on は「例外」と考えていました。on and on「ず~っと」は「熟語」で、単体の on とは別物と考えて暗記していました。

ただ、このような暗記学習では「応用」がどうしても効きません。例えば、on Sunday「日曜日に」や on the second (day)「2日に」のような「日」にはなぜ on という前置詞が使われるのかは分からず、とりあえず「暗記する」しかないのです。

しかし、on の原義が「接触」だと知っていれば、「『日』は前日に接触して現れる」という応用が効きます。しかも、未知の問題の中でも「『接触』関係なので、onではないか?」という類推も働くわけです。私がそれに気づいたのは、大学時代でしたが。

前置詞やイディオムに限らず、「ひたすら英文法」は、「暗記学習」よりも応用力の効く「メカニズムの理解」を重視した解説を展開しています。もちろん、これは私が高校生だった頃の「英文法参考書に対する不満足」の裏返しなのですが。

「暗記学習」を嫌った最大の理由は私が当時、理科系を得意としていたせいだと思います。

「ひたすら英文法」に書き切れなかった分は著者である私が授業で「補足説明」をしています。

高1はこれから「ひたすら英文法」の第2回目の学習に入りますが、知識量が増えるにつれて、疑問も湧いて当然だと思います。どしどし質問して下さい。即答します。疑問点を解決することでより高いレベルの理解を目指しましょう。

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